
香り高き青バラ「ブルームーン」育成記録|2023~の成長記録と育て方のコツ
2023年秋、淡い青紫色の花姿と深い香りに魅せられて、私はバラ「ブルームーン」を衝動買いしちゃいました。バラを育てるのは今年はじめてなので不安もありましたが、毎日の観察と手入れを重ねるうちに、驚くほどの変化を見せてくれました。この記事では、購入時からの植え付け、剪定、肥料、水やりなど育てる工程を写真とともに振り返ります。成長に沿って、うまくいった点だけでなく失敗も含めて記録しました。これからブルームーンを育てたい方や、香りと淡い色合いを楽しみたい方のお役に立てれば嬉しいです。
Contents
- 1 バラ「ブルームーン」の育て方と特徴
- 2 バラ「ブルームーン」のの生長日誌&管理の仕方
- 2.1 2023/10/13-18 購入&植え替え
- 2.2 2023/11/28-12/30 葉を除去
- 2.3 2024/1/4 新芽?
- 2.4 2024/2/6 雪の後
- 2.5 2024/3/15 芽出し肥料施肥
- 2.6 2024/3/28-4/4 もりもり成長中
- 2.7 2024/4/28-30 つぼみ
- 2.8 2024/5/3 開花
- 2.9 2024/5/5 うどん粉病
- 2.10 2024/5/19 サンヨール散布
- 2.11 2024/5/24-6/13 新芽の成長
- 2.12 2024/6/17 開花&水切れ…
- 2.13 2024/7/2 珪酸塩白土
- 2.14 2024/7/5 切り戻し
- 2.15 2024/7/31-8/7 開花
- 2.16 2024/8/13 樹高180cm越す
- 2.17 2024/9/8-22 つぼみ
- 2.18 2024/10/24 つぼみ、樹高2m越す
- 2.19 2024/11/11-12 開花
- 2.20 2024/12/13 剪定と地植え
バラ「ブルームーン」の育て方と特徴
ブルームーン(Blue Moon)は、やや青みがかった淡いラベンダー色の花と強い芳香が魅力のハイブリッド・ティー・ローズです。香りを重視したバラの中でもトップクラスの芳香品種として知られており、切り花や観賞用に人気があります。やや繊細な一面もありますが、ポイントを押さえれば美しく咲かせることができます。
主な特徴
- 系統:ハイブリッド・ティー(四季咲き大輪系)
- 花色:淡い青紫・ラベンダー系
- 花径:10〜12cm程度の大輪
- 香り:強香(フルーティ+ダマスク系の甘い香り)
- 樹形:直立性、樹高約1〜1.2m
- 耐病性:うどんこ病や黒星病にやや弱い
育て方のポイント
- 日当たり:1日5時間以上の直射日光が当たる場所が理想。
(うちでは花数は減りましたが、半日陰でも咲いてくれました) - 土:排水性の良いバラ専用培養土を使用。赤玉土・鹿沼土・腐葉土のブレンドも可。
- 水やり:春〜秋は土が乾いたら朝にたっぷり。冬は控えめでOK。
- 肥料:春の芽出し、夏の花後、秋の花後に緩効性肥料または液肥を与える。
- 剪定:冬剪定(1月〜2月)と軽剪定(花後)で樹形を整える。
- 病害虫対策:月1〜2回の薬剤散布で黒星病・アブラムシ予防。
育成カレンダー
| 月 | 管理内容 |
|---|---|
| 1〜2月 | 冬剪定・寒肥・株元の清掃 |
| 3〜4月 | 芽吹き・追肥・防虫防病の散布開始 |
| 5〜6月 | 開花・花がら摘み・軽剪定・追肥 |
| 7〜8月 | 夏剪定(8月下旬)・病害虫対策 |
| 9〜10月 | 病害虫予防・秋バラ開花・追肥・葉の整理 |
| 11〜12月 | 落葉・剪定準備・病葉除去 |
ブルームーンはその美しい花色と香りで、多くのバラ愛好家を魅了してきました。育て方に少し注意が必要な部分もありますが、そのぶん咲いた時の喜びは格別です。香り豊かなバラを育ててみたい方には、ぜひおすすめしたい一品種です。
バラ「ブルームーン」のの生長日誌&管理の仕方
2023/10/13-18 購入&植え替え
10/13にジョイフル本田で購入したバラ「ブルームーン」。値段は、1980円くらいだったと思います。
開花してる花色がとってもキレイで、一目惚れで買ってしまいました😁❤️
バラ鉢も一緒に購入してうちに帰ったあと、すぐに植え替えてあげました😌
購入時から枝が1本折れていましたが、テープでとめてあげたくて、別途接ぎ木テープをAmazonで購入しました。
後日、届いた接ぎ木テープで折れた枝に巻き付けておきました。
翌日の19日、うっとりするくらい美しい花姿を見ました。
それに、ほのかに香る上品な香りも良いです。
粘っても仕方ないと思い、20日には切花にして楽しむことにしました🥰
ちなみに、隣の花瓶の花はPWチョコレートコスモス・チョカモカで、こちらも良い香りがしますね。
2023/11/28-12/30 葉を除去
11月末になっても落葉する気配は全くなかったです。
どうすればいいのか調べまくって、12月中旬に手で一つずつ葉っぱを取り、落葉させました。
12月末の様子はこちら↓
2024/1/4 新芽?
あら?!これは新芽ってやつですかね?🧐
なんせ、バラを育てるだけじゃなく園芸自体初めてなので、無知なわけです🤣
2024/2/6 雪の後
2月に積もるほどの雪が降りました。
ブルームーンがいるところは、軽く軒下っぽいとこなので、完全に雪に覆われるほどでなくて良かったです👍🏻
2024/3/15 芽出し肥料施肥
冬の植え替えはせず、たしか3月初旬に芽出し肥料というもので「マイローズ ばらの肥料」をあげていて、3月かなり葉っぱが出てきてます🌿
2024/3/28-4/4 もりもり成長中
2024/4/28-30 つぼみ
4/28につぼみを発見しました!
2024/5/3 開花
とってもキレイな花が咲きました。感動😵
花びらは意外としっかりしてるけど、雨や風のせいか傷んできていたので、また切花で楽しむことにしました。
玄関前に置いておいたら、玄関ドアの開け閉めの際に香っていい感じでした😄
2024/5/5 うどん粉病
5/5には(個人的に)満開だと思えるほど、いっぱい咲きました。
午前中の喜びも束の間・・・
なんと!午後にうどん粉病を発見してしまったのです😭
ベニカXネクストスプレーをスプレーして、数日しか経ってなかったから、なんだかショックでした😑
予防として、二週に一度、「木酢液」か「えひめAI」を散布していたけど、やり方がどこか間違っていたのかな〜トホホ〜
最初なんだかわからなくて、「葉っぱが内側にまく」といった感じで検索して調べていて、途中関連ワードで「葉っぱが白い」などが出てきたため、再度ブルームーンの葉を確認したら、ありました💦白い粉😭
かなり広がってはいたけど、仕方ない・・・とりあえず切り落とそう。
↓下の写真での比較はしにくいと思いますが、葉っぱだけでなく、蕾も枝も結構切り落としました。
次の日は雨予報なので、薬剤散布は雨があがってからがいいかと思いしませんでした。
予防は雨の前にしたほうがいいと言っていた人がいたけど、すでに発病していたら雨の後のほうが薬の効果が流れなくて良いかな・・・?という勝手な印象で(笑
ということで、明朝に薬剤「サンヨール」をまいてみようと思います。
2024/5/19 サンヨール散布
期間が空いてしまいましたが、サンヨールを希釈して散布しました。
2024/5/24-6/13 新芽の成長
薬剤散布から5日後の5/24です。病状は悪化せず、また新芽が出てつぼみが見えて来ました。ブルームーンは四季咲きなので、ポツポツでも春から秋まで花をあげてくれるんですね😊
↓6/2-6/6の様子です。
6/13 小さなカマキリを見つけました。ぜひここで害虫を捕まえてくれること願います🙏🏻
2024/6/17 開花&水切れ…
なんと!水切れを起こしてしまいました💦
朝、表土の状態を見て水やりが不要と判断したのが間違いだったようです。
日陰に移すには重いため、日が暮れるのを待ってから水やりしました。
翌日からは表土の状態をもっとしっかりみるように心がけました。
水やりをしすぎるのを懸念して控えめにしていたのが水切れという結果につながってしまいました…
水やりが下手な私の場合、水やりをしすぎちゃう可能性も大いにあるので、最初から水はけよい用土に植え付けるのが一番ですね😅
開花してきましたが、外側の花びらが傷んでしまっています。というより散布した何かの色が染み付いてしまった可能性もありますね😣
さらに翌日の6/23、傷んだ花びらを咲かせるより一度休ませようと思って、つぼみを全部切り落としました。
2024/7/2 珪酸塩白土
水切れ・根腐れ防止に効くって噂の珪酸塩白土(ミリオン)を表土の上からばら撒いておきました。写真の中、白い粒々のものが珪酸塩白土です。
2024/7/5 切り戻し
樹高が高くなって来たため、結構思いっきり切り戻してみました。
切った枝を使って挿し木も行なっています。これは後日紹介させてください☺️
2024/7/31-8/7 開花
切り戻しから1ヶ月足らずですが、枝がぐーんと伸びました。こんなに伸びる速度がはやいとはびっくりです😆
↓2024/7/31
↓2024/8/2
↓2024/8/7
2024/8/13 樹高180cm越す
ブルームーンは伸びた枝の天辺に一輪だけ豪華に咲くという特徴から、私のゆるい育て方だとついつい樹高が高くなってしまうな〜と感じました。
背が高い分、家の敷地外からも良く見えて良いのかもしれませんが😁
2024/9/8-22 つぼみ
8月の開花から一度切り戻したあとの9/8と、それからつぼみがついた9/22の様子です。
2024/10/24 つぼみ、樹高2m越す
しっかりと四季咲きなブルームーン、春のようにしっかりした花は咲かせられませんでしたが、秋もこうやって花が見れて嬉しいです。
2024/11/11-12 開花
まだつぼみがついて花が咲きました。
樹高が高くなったので、見上げないと気づきません。
2024/12/13 剪定と地植え
12月中旬だというのにまだ咲いてる花があります。
樹高は2.5mくらいになったと思います。こんなに伸びるバラだとは思いませんでした😅
コンパクトに育てたい方はまめに&思いっきり切ってあげるとよいと思います。
本当は「落葉→剪定→植え替え」の順番で時期をずらしたほうが良いそうですが、
地植えする場所(花壇)を用意してたため、剪定と植え替えを同時に行なってしまいました。
暖地なので自然に落葉はしてくれなく、まず手で葉を全部落としてから剪定しました。
切った先から30cm伸びた先に花が咲くそうなので、来年の春咲いてほしい高さをイメージしながら、適当に切りました😆
植え替えるというより花壇に植え付けの予定でしたが、鉢のまま半地植えにするかどうかを決めかねて、一度鉢から出して根を確認してみることにしました。
太根はない印象でしたので、鉢植えのまま花壇に埋める半地植えにして育ててみることにしました。
鉢が丸見えになるのが嫌なので鉢底に土を入れて鉢の高さギリギリに合わせました。
土は古い土を植物残渣などでコンポストしたのをベースに、鹿沼土・腐葉土・牛フン堆肥・馬糞堆肥・ゼオライトなどを追加していて、何よりも水はけがよくなるよう気を使っています。
ブルームーンと過ごした初めての年である2023年は、試行錯誤の連続でした。しかし、小さな苗が蕾をつけ、ついにはその淡い紫の花を咲かせてくれた瞬間は、育てる喜びそのものです。剪定や病害予防、肥料のタイミングなど学びは尽きませんが、それもバラとの対話だと感じています。今後もこの日誌を更新しながら、さらなる香りや株の充実を目指していきます。もしこの記事が、ブルームーンを始めたい方の背中を押せるものなら幸いです。



























































































