
オルラヤ・ピエリスホワイト苗の生育日誌|春植え〜開花・種取りまで【2024年春】
2024年の春、園芸店で出会ったふんわりと可憐な白い花、オルラヤ(ホワイトレースフラワー)・ピエリスホワイト。その魅力に惹かれて苗をひとつ購入し、庭の一角に植え付けました。初めての育成でしたが、日々変化する葉姿や茎の伸び、春から初夏にかけての見事な開花、そして種取りまで見届けることができました。この記事では、そのオルラヤの苗がどのように育ち、どんな花を咲かせたのか、生育の様子を写真とともに記録しています。種取りのコツや管理のポイントも合わせてご紹介していますので、これから育てたい方の参考になれば嬉しいです。
Contents

オルラヤの生長日誌&管理のコツ
2024/4/19-20 地植え
京成バラ園に行った際にオルラヤの苗を買って来ました。
直根性なので根はいじらずに植え替えます。
花壇の一角、デルフィニウムの横にオルラヤを植えることにしました。古い土の復活材も買ってあったので、花を抜いたところに適量混ぜてみました。このあとリキダス(活力剤)入りの水やりをたっぷりしました。
病気予防で株元にバーク堆肥とガーデンモスをかき混ぜてマルチングしました。
2024/4/25-30
つぼみが開いて花沢山になりました✨
花の形も繊細で上品かつ華やかでとっても好きです。
2024/5/10-23
植えて2週間くらい経ったタイミングで液肥をあげました。ハイポネックス原液を希釈キットを使うと何度も希釈して重いジョウロを持って行ったり来たりせず済むため大変便利です😁
本来は宿根草にはあまり化学肥料を施す必要はないようですが、オルラヤは暑さに弱く一年草扱いですし、枯れたあと種を取って更新していけばいいので、液肥くらいは施しています。
2024/6/3 花がら摘み
花がらが目立って来ました。花がら後にできる緑色のところが種です。花後の種になるのがとてもはやいですね。
もう少し花を楽しみたいので花がら(種)は切り落としました。
2024/6/19-27
花が終わりほぼ緑色の種になりました。この姿はこれで私は好きです😊
種取は全部枯れこみ種が茶色になってからなので、それまでの枯れ姿もご覧ください😄
種は、栗のようにトゲっぽい?殻に包まれていそうです。この棘が刺さると中々痛いですのでお気をつけくださいね😣
2024/7/10 種とり
株が充分茶色になったので、種とりのため株元からカットして室内に入れて乾燥させました。
種を取ってから4日間乾燥しましたら、カリカリになりましたので、種のついた枝を短く切って、紙袋に入れて室内で保管しました。
2025年の開花の様子も報告させていただきます🥰✨

たったひと苗から始まったオルラヤの育成でしたが、庭に白いレースのような花が広がった光景は本当に印象的でした。しっかりと種も採取でき、来年以降もまたこの可憐な花を楽しめると思うと、とても嬉しい気持ちになります。特別な管理をしなくても自然と美しく育つところも、オルラヤの大きな魅力のひとつ。これから育ててみたい方には、苗からでも気軽にチャレンジできるおすすめの一年草です。

あると便利な道具・資材
使用した土や育成グッズも紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
古い土の復活材:再利用土に混ぜるだけで微量要素と団粒構造を回復!
活力剤(リキダス):根の発育を促し、植え替え後のダメージ回復に◎
液肥(液体肥料・ハイポネックス):即効性が高く、花付き・葉色の改善に効果的!
希釈キット:初心者でも適量で正しく薄められて肥料効果が安定
剪定バサミ:スパッと切れて植物を傷めず、花がら摘みに便利
バーク堆肥:通気性・水はけ改善+微生物活性で土がふかふかに!
ガーデンモス(マルチング材):鉢の表面をおしゃれに演出&乾燥防止にも役立つ!









































