
アンゲロニアを地植えで育ててみた|2023年真夏の成長から2024年冬越し失敗まで
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夏の暑さに強く、鮮やかな花色が魅力のアンゲロニア。
この記事では、2023年7月に地植えした株を起点に、2024年3月までの生長日誌として、その変化や管理法を写真とともに追っています。
暑さの中で根がどう育ったか、冬をどう乗り切ったか、用土や水やり、肥料、植え替えのタイミングなども初心者ながら試行錯誤しながらはじめて育てたアンゲロニアの生長記録です。
アンゲロニアの基本情報
| 科名 / 属名 | オオバコ(ゴマノハグサ)科 / アンゲロニア属 |
|---|---|
| 学名 | Angelonia angustifolia |
| 和名 | 夏スミレ |
| 英名 | Angelonia / Summer Snapdragon |
| 別名 | サマー・スナップドラゴン、エンジェロニア |
| 原産地 | 中央アメリカ、南アメリカ熱帯地域 |
| 形態 | 多年草(日本では一年草扱い) |
| 草丈・樹高 | 約30〜60cm |
| 横幅・株間 | 株張り30〜40cm/株間は25〜30cm程度 |
| 開花期 | 6月〜10月(初夏〜秋) |
| 花色 | 紫、白、ピンク、青、複色など |
| 花径 | 約1〜2cm(小さなスナップドラゴン型) |
| 耐寒性 | 弱い(霜に弱く、冬は枯れることが多い) |
| 耐暑性 | 非常に強い |
| 耐陰性 | 弱い(日なた向き) |
| 耐乾性 | 中程度。乾きには比較的強い |
| 耐湿性 | やや弱い。過湿になると根腐れしやすい |
| 日照・置き場所 | 日向 |
| 用土 | 水はけの良い草花用培養土 |
| 肥料 | 元肥:植え付け時、緩効性肥料を適量 追肥:月に1回程度、緩効性肥料を適量 |
| 植えつけ適期 | 5月〜6月(霜が完全になくなってから) |
| 植え替え適期 | 5月〜6月/または株が根詰まりしてきたタイミング |
| 水やり | 土の表面が乾いたらたっぷり。過湿に注意 |
| 用途 | 花壇、鉢植え、寄せ植え、切り花、夏花素材 |
| 増やし方 | 挿し芽(6月〜8月)または種まき(春) |
| 病害虫 | 灰色かび病、アブラムシ、ナメクジ |
| 夏越し | 対策不要。真夏でも元気に育つ |
| 冬越し | 室内に取り込めば多年草として越冬可(最低10℃以上) |
| その他注意点 | 蒸れやすい環境では下葉が黄変することがあるため風通しを良く保つ |
育て方のポイント
水はけが良く保水力のある土に植えてください。咲き終わった花穂は葉の下部よりハサミで切り取ってください。お手入れ後は追肥を施してください。
2023/7/1 花壇に植え付け
植える場所は私が決めて、母上に白、ブルー、ピンクの3株を植えてもらいました。
気に入ったので、後に鉢植えでも育て始め、挿し芽も挑戦しました。

↓約1ヶ月後の29日の様子。
なぜか、ピンクのアンゲロニアとサルビアとくっつけて植えてる・・・謎
センスのなさがバレる(笑
2023/8/4-10
猛暑で、西日もガンガン当たるのに、全然負けてない☺️
なかなか華やかになりました。
2023/9/28-10/10 移植
花壇全体の土壌改良を行うため、日当たりが良い南側の花壇に移植しました。
できるだけ根を切らないようにと深く土ごとガサっと!掘り上げたけど、大丈夫かな・・・。
夏に強い花でまとめるという単純な考えで、エキナセアとくっつけてしまった・・・🥲
この時点で、アンゲロニアは一年草扱いということだし、枯れたら抜けばいっかという考えで、このままでよしとしました。
少なからず根が切れてるはずなのに、機嫌を損ねずにいてくれてありがとう🙏🏻
2024/1/4 冬越しにチャレンジ
12月頃には枯れるだろうと思っていたのに、頑張って耐えていたので、冬越しにチャレンジすることにしました。
枯れた枝を半分ほどに切ってから不織布をかぶせました。
2枚目写真:雪予報の時、不織布を二重に。
写真撮るのは忘れたけど、
ある日、不織布を開けて見てみたら、緑の葉っぱが一つもなくなっていました。
あ・・・枯れ枝を切っちゃったから弱っちゃったのかな・・・?
そのうち、処分することにして、不織布を取り、放置しました💦
2024/2/6-8 雪
追い討ちをかけるかのように、大雪❄️
もう完全枯れたと思います💦
2024/2/11 地上部全枯れ
地植えのアンゲロニアの地上は全て枯れてる状態です。
まず、ピンクのアンゲロニアを掘り上げてみることにしました。
根は白くて生きてるようにも見えますが・・・処分することにしました。
2024/3/3 冬越し失敗🥲
生きていたらそろそろ新芽が出てきそうなのに、枯れたままです。
なので、白と青のアンゲロニアも掘り上げてみることにしました。
2株ともに、ピンクアンゲロニアと同様、根は白い。
悩ましいところだけど、処分することにしました。
同時期育てていた鉢植えのアンゲロニアも冬越しにチャレンジ、無事越冬してくれましたので、参考にしていただけると幸いです。





































