
ラナンキュラスについて
基本情報
学名 | Ranunculus asiaticus |
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和名 | ハナキンポウゲ(花金鳳花) |
別名 | キンポウゲ、Ranunculus、金鳳花、ハナキンポウゲ Persian buttercup, Ranunculus asiaticus |
原産地 | 中近東、東地中海沿岸 |
形態 | 草花、球根、多年草 |
草丈・樹高 | 20~60cm |
開花期 | 3月~5月 |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 弱い(暑くなると休眠) |
花色 | 黄、白、赤、ピンク、紫、緑、橙色、青紫色 |
花径 | 10~15cm |
育て方
置き場所
冬:北風の当たらない日なたで管理する。1月〜2月は防寒する。
冬期に開花株を入手したら、軒下など霜の当たらない場所で管理する。
春:暖かくなると草丈が高くなり葉も茂るので、風通しをよくして蒸れないようにする。
開花中は雨に当てないほうが、長く花を楽しめます。
酸性土壌を嫌うので、植えつけ場所にあらかじめ有機石灰か苦土石灰を100g/㎡混ぜておく。
植えつけ・植え替え
植え付け・植え替え時期:10月〜12月
球根をそのまま植えつけると急激に吸水して球根が腐ってしまうおそれがあるので、植えつけ前に吸水処理が必要。
バーミキュライトやキッチンペーパー等を湿らせて、1日くらい吸水させてから浅く植え付ける。
苗を入手した場合は、根鉢をくずさずに植えつける。
花後、葉がすべて枯れたら掘り上げて陰干しし、秋の植えつけまで日陰で乾燥保存する。
用土
水はけのよい、有機物に富んだ用土に植える。
酸性土を嫌うので、赤玉土小粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、
有機石灰を3g/リットルと、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を5g/リットル混ぜる。
市販の培養土でもよい。
肥料
肥料(鉢植え・庭植え共に):10月〜3月
鉢植え、庭植えともに、元肥として緩効性化成肥料を施す。
追肥にも緩効性化成肥料を施す。
冬期から咲いている場合は、液体肥料も定期的に併用して肥料切れをさせないようにする。
追肥は3月末で止め、葉が枯れる前に肥料が少なくなるようにしたほうが、球根が腐りにくくなる。
水やり
球根は軽く湿らせた土に植えつけ、4~5日後からは、用土の表面が乾いたらたっぷり与える。
開花中も同様に水を与える。
5月下旬に葉が黄色く変色してきたら乾かし気味に管理し、すべての葉が黄色になったら水やりを止めて完全に乾かす。
増やし方
種まき:10月が適期。
分球:5月〜6月が適期。
掘り上げ後、球根を洗浄したら分球して陰干しする。
もし生育期に葉にモザイク状の色の濃淡が出ていたら、その株はウイルス病に侵されている可能性があるため、他の株にも伝染する可能性が高いので、掘り上げずに土ごと廃棄する。
参考ページ
https://www.flower-db.com/ja/flowers/ranunculus-asiaticus
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-151