
はじめてのオルラヤ自家採取&秋まき栽培|セルトレイと直まきの違いも比較!2024年秋〜2025年春開花までの記録
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2024年春、初めて育てたオルラヤ・ホワイトレースの花から種を自家採取しました。そしてその秋、自分で採った種を使って、セルトレイと花壇への直播という2つの方法で育ててみることに。はじめての種取りから育苗、発芽確認、冬越しまで、どれも新鮮な経験でした😊
この記事では、発芽率や管理のしやすさなど、それぞれの方法の違いや気づきも交えながら、育ててみた記録を写真付きで紹介します。これからオルラヤを種から育ててみたい方の参考になれば嬉しいです。


オルラヤの生長日誌&種まき〜管理のコツ
2024/10/8-22 種まき
7月に取った種を紙袋に入れて室内の冷暗所で保管してきました。開けてみるとカリカリに乾いていました。
種まき専用土をセルトレイに入れて先に濡らして置きました。1セルに3粒ずつまいて、バーミキュライトで軽く覆土しました。
また時期をずらして、花壇にパラパラっとはらい直播をしておきました。
2024/11/4 発芽&ポット上げ
7セルに3粒ずつまいたのに、覆土しすぎたのか原因がわかりませんが、全然発芽してくれなくて🥲・・・1ヶ月近く経って一つだけ出て来てくれました。
ひょろひょろで心配だけど、はやめにポット上げしました。
2024/12 定植・移植
12/1 ポット上げしたオルラヤ、無事に葉っぱが出て来てくれました。12/21には花壇のバラの横に定植しました。植え付け時には腐葉土、赤玉土を混ぜて、元肥も入れています。
花壇に直播した種もいつの間にか発芽してくれていたようです✨
ポットまきして発芽したのが1つだけだったのでしょんぼりしていたのですが、直播のほうが実はうまくいくのかもしれません😄
望まない場所で発芽した場合は早めに移植しました。移植後は水分が蒸発しないようバーク堆肥とガーデンモスを混ぜたものでマルチングしました。
近所にいる野良猫に度々花壇を掘られて若苗がダメになった経験から、株がしっかりして来るまでカゴなどで囲ったりして守っています。見た目が悪いんですけどね・・😁💦
遅れて2025年1月に発見したオルラヤです。オルラヤは寒さには本当強いな〜と思います✨
アジュガの株元から発芽してて面白いです😆直播あるあるですね☺️
2025/3/24-4/27 成長中
3月末、気温も暖かくなってきて、徐々にオルラヤが背丈も大きくなり葉もたくさん展開してきました。
2025/5/9-6/2 開花
5/9 花壇のオルラヤ全体でつぼみをたくさん見つけました。
5/11 キレイな花が咲き始めました🥰
デルフィニウムとのカラー色合いも素敵でナチュラルガーデンを目指す方にはぴったりなんじゃないかと思います。
ふんわりと広がる上品な白の花姿は、華やかなバラや一見地味なリーフとも相性がよいので、色んなところにオルラヤの種をまいておいて本当よかったと思える春でした😆👍🏻
うちでは開花期間は大体1ヶ月間で、花後タネがまだ緑色の時まで楽しんでいます。
その後は種の採取のために、元気そうな1株だけを残して撤去、株が完全に枯れて種が茶色になったタイミングで取っています。
2025/7/17 種の採取
昨年に続き、今年も種を取りました。
今回は100均で買ったクリアケースに入れて室内保管しようと思います。
自家採取した種で育てるオルラヤは、愛着もひとしお。発芽した芽が少しずつ育ち、春になって花を咲かせたときの感動は格別でした。セルトレイは管理しやすく、直播は発芽率が高く根の伸びが良いなど、それぞれの良さも実感できました。来年の春もまた咲かせられたらいいなと思います。オルラヤは見た目の美しさだけでなく、育てやすさや種取りの楽しさもある植物です。この記事が、これから種からチャレンジする方の後押しになれば幸いです。
今年2025年秋も自家採取した種で秋まきをしているので、また後日更新させていただきます😆また、使用した道具なども下にまとめているので、よければ参考にしてくださいね。


あると便利な道具・資材
種まき専用土:清潔で水はけ抜群。病気を防ぎ、発芽率を安定させます。
セルトレイ:小分け育苗に便利。根を傷めず、移植がスムーズになります。
底面給水トレイ:下からじんわりと給水でき、種や苗を乾かさず管理しやすい。
バーミキュライト:保水・通気性が良く、発芽時の湿度管理に最適。
赤玉土 小粒:排水性・保水性のバランスが良く、根張りを助けます。
腐葉土:通気性と保水力を高め、微生物の働きで土を豊かにします。
マグァンプK(元肥):植え付け時に混ぜるだけ。長く効いて花付き・根張り良好。
リキダス:発根促進と生育サポートに◎。苗の活着を助けます。












































