2024年秋スタート｜1年間の寄せ植え成長記録と季節ごとの変化まとめ【ヒペリカム・ヒューケラ・ダリアなど】
2024年10月、秋らしいカラーと葉色の組み合わせを意識して、ヒペリカム・トリカラーやダリア「ブロンズメロディー エタニティー」、ヒューケラ「ブラックフォレストケーキ」などを中心に寄せ植えを作りました。ビオラ「ミルクセーキ」や斑入りヘンリーツタ、ワイヤープランツなども加え、秋から春、そして夏へと移り変わる季節を通して長く楽しむことができました。この記事では、そんな寄せ植えの季節ごとの表情や管理の記録を写真とともに振り返ります。これから寄せ植えを長期間楽しみたい方にも参考になれば幸いです。
Contents
寄せ植えに使った苗
寄せ植えから解体した苗や花壇に植えたくないワイヤープランツなどのつる性植物、そして購入してきたビオラ「よく咲くスミレ」を使って作りました。
ヒペリカム トリカラー
春の寄せ植えを解体して出た「ヒペリカム トリカラー」です。美しい斑入りの葉が特徴なのでメイン役にしても良いくらいキレイな低木です☺️
ヒペリカム・トリカラーは、ピンク・クリーム・グリーンの3色が美しく混ざった斑入り葉が特徴の低木で、寄せ植えに彩りと変化を与えてくれるリーフプランツです。コンパクトな樹形でまとまりやすく、春〜秋は葉色が鮮やかに映えるため、花の少ない時期にも寄せ植え全体を華やかに見せてくれます。日当たりを好みますが、半日陰でも育てやすく、丈夫で管理も比較的簡単。花との調和も良く、季節を問わずアクセントになります。
ダリア ブロンズメロディー エタニティー
購入してきて鉢増ししたまま単鉢で育てていたミニダリアも寄せ植えに加えることにしました。
ダリア・ブロンズメロディー エタニティーは、落ち着いたブロンズカラーの葉と鮮やかな花色のコントラストが美しい品種で、寄せ植えにシックな雰囲気と深みをプラスします。コンパクトな草丈でまとまりが良く、他の草花ともバランスよく組み合わせやすいのが魅力。夏から秋まで繰り返し咲き、存在感のある主役としても、アクセントとしても活躍します。日当たりと風通しの良い場所でよく育ち、リーフと花の両方を楽しめる万能な草花です。
ビオラ 「よく咲くスミレ ミルクセーキ」
京成バラ園で購入したビオラ「よく咲くスミレ」の「ミルクセーキ」です。なんとも可愛らしい花色なのでしょう☺️
ビオラ「よく咲くスミレ ミルクセーキ」は、淡いクリームイエローを基調とした優しい花色が魅力で、寄せ植えにやわらかさと明るさを添えてくれる草花です。花付きがとても良く、冬から春にかけて長く咲き続けるため、季節をまたいで彩りを楽しめます。株張りもよく、まとまりやすいため他の草花との相性も抜群。可憐ながらしっかりと存在感があり、主役にも引き立て役にもなれる万能なビオラです。
ヒューケラ「jardin（ハルディン）ヒューケラ ブラックフォレストケーキ」
ヒューケラ「ブラックフォレストケーキ」は、チョコレートブラウン系の深い葉色が特徴のカラーリーフで、寄せ植えに重厚感と引き締め効果を与えてくれます。コンパクトにまとまりやすく、草姿が整っているため、他の草花との相性も良好です。明るい花色や斑入り葉との組み合わせで、シックなコントラストが生まれ、寄せ植え全体のバランスを整えてくれます。日陰にも強く、通年カラーを楽しめるため、四季を通じた寄せ植えにも重宝します。
ワイヤープランツ
株分けして残った部分を小鉢で育てて来たワイヤープランツです。
ワイヤープランツは、細くしなやかな茎と小さな丸葉が特徴のグリーンで、寄せ植えでは動きとボリューム感を加えてくれる名脇役です。株元からふんわり広がる性質があり、鉢の縁から垂れる姿がナチュラルな雰囲気を演出します。日陰にも比較的強く、通年グリーンを保ちやすいのも魅力。花との相性も良く、彩りの引き立て役として活躍します。
斑入りヘンリーツタ
6月の時点では爽やかな葉色でしたが、秋になり葉色が紅葉した斑入りのヘンリーツタです。
斑入りヘンリーツタは、グリーンに白〜クリーム色の斑が入った葉が美しく、寄せ植えに爽やかなアクセントを加えてくれるリーフプランツです。這うように伸びる性質があり、鉢の縁から垂れさせたり、立体的な動きを出すのに最適。丈夫で年間を通して葉色を楽しめるため、寄せ植えのベースや引き立て役として重宝します。日なた〜半日陰に対応し、他の植物とも合わせやすい万能なリーフ素材です。
ベロニカ ウォーターペリー・ブルー
茎を伸ばし発根していた部分を鉢上げしておいた「ベロニカ ウォーターペリー・ブルー」も入れました。初春にキレイな紫の小花を咲かせてくれるはずです✨
ベロニカ・ウォーターペリー・ブルーは、優しい青紫色の小花を次々と咲かせる多年草で、寄せ植えに爽やかさと軽やかさをプラスしてくれる草花です。コンパクトな草丈でまとまりが良く、前景や中景に向いています。春から秋まで長く花を楽しめ、暑さや寒さにも比較的強いため、季節をまたいだ寄せ植えにも最適です。
2024/10/24 寄せ植えを作る
ヒペリカム トリカラーが入っていた元の寄せ植えを解体し、根鉢を軽くほぐして古い土を落としました。
今回作る寄せ植えの中で、一番大きい株であるヒペリカム トリカラーを最初に、そしてダリア ブロンズメロディー エタニティーも、正面を決めて後方に配置しました。
次にヒューケラ ブラックフォレストケーキをヒペリカム トリカラーの前に入れました。
後方の二株がすでに暴れてる感じがありますね（笑
ワイヤープランツは小鉢のまま育てていたので、茎が伸びて鉢の中でぐるぐる巻いていました。やっと出番が来た！って感じですね😅
斑入りヘンリーツタも長らく小鉢で育ってもらっていたものですが、思ったより根の張りは繊細そうでした。
今回の寄せ植えで唯一花をつけてくれている苗、ビオラ「よく咲くスミレ ミルクセーキ」です。
苗を全部入れて、苗と苗の間に隙間なく土も入れます。その後鉢底から流れ出るくらいたっぷり水やりをやって寄せ植え完成です😄
2025/3/9-17 冬越しして春
ヒペリカムの株元から新芽が吹いて来てるのを確認できたので、上部の古い枝は切り取りました。
ダリアは地上部を消してまだ休眠中のようです。
斑入りヘンリーツタもどこかへ消えてしまっています。枯れたのかな？😇と思っていたら、どうやら冬は地上部を消すっぽいです。
下の写真は3/17の様子です。
2025/4/30 盛り盛りになってきた
ヒペリカムの葉色がとってもキレイです。ヒューケラも赤い花が咲き、ビオラも「よく咲くスミレ」という名が似合う花数ですね😊
ベロニカ ウォーターペリー・ブルーも薄紫色の小花を控えめに咲かせてくれています。
いつしかマルチング代わりに散りばめておいた「セダム 斑入り丸葉マンネングサ」も根付いてくれたようで、手前に出て来ています。
休眠中のダリアもついに目覚めたようで、葉っぱが出て来ました❤️
2025/5/9 ビオラの最後
全体のキレイな葉色で楽しめている中、残念ながらビオラには害虫被害で花びらを食べられていました。そのため5/11にビオラを処分し、空いた場所に「ブラキカム スープリームホワイト」を入れました。
ダリア ブロンズメロディー エタニティーもすくすくと育ってくれていて、地上部を消していた斑入りヘンリーツタも新しい葉が出て来てくれました。秋の紅葉時には想像できない爽やかな葉色ですね😊
ヒューケラも花をあげてくれたままです。控えめな小花とは言え、花持ちが良いのですね✨
2025/5/28 ヒペリカム開花
ブラキカムに植え替えてから5月末の全体の様子ですが、ブラキカムのお花が全然咲いてくれていませんね🥲
いつの間にかヒペリカムトリカラーが開花していました。鮮やかな黄色です。
2025/6/12-20 ダリア開花
ダリア ブロンズメロディー エタニティーが開花していました。
2025/7/28 ダリアにうどんこ病＆ブラキカム開花中
残念ながら、ダリアにうどんこ病が出てしまいました😭
他の子に病気が移るといけないと思い、ダリアの株元から切り落としました。枯れることを覚悟の上でしたが、後日また芽吹いてくれました。生命力の強さを感じます😊
ブラキカムは開花してくれていました。やっとって感じでしょうか😅
2025/8/18 ダリア再び芽吹く
枯れると思っていたダリアから再度芽が出て来ました😆この勢いでまた花を咲かせてくれるといいのですが🙏🏻
2025/9/9 ブラキカム枯れる
あと少しで秋が来るところで、ブラキカムが枯れてしまいました💦暑い中全力で花を咲かせたのちに力尽きたってことですかね。。
ブラキカムの株だけ引っこ抜いて処分し、茂ってるワイヤープランツで空いたところをかぶせておきました😅
2025/9/19 予期せぬポリゴナムの参加
涼しくなる頃の株の状態です。猛暑でヒペリカムもヒューケラもだいぶ弱っています。
ダリア、ワイヤープランツは元気で、斑入りヘンリーツタの葉色は春より濃くなっています。
驚いたのは植えた記憶のない「ポリゴナム 姫ツルソバ」が仲間に加わっていたことです。
きっとこぼれ種が発芽していたのでしょう💦こぼれ種で雑草並みに増えるので、念の為抜いておきました。
↓このような可愛い斑入り葉ならまた買っちゃうかもしれません🥰
2025/11/5
昨年寄せ植えを作った当時の状態と比べてみます。花がなくなった分寂しい気もしますね。
残った各苗の様子です。1年間楽しませてもらってありがとうと言いたい寄せ植えでした😊
1年を通して楽しめた今回の寄せ植えは、季節ごとに主役が入れ替わるような感覚で、変化に富んだ楽しいガーデニング体験となりました。秋に彩りを添えてくれたヒペリカムやブロンズダリア、冬から春にかけて元気に咲き続けたビオラ、ビオラと交代して可愛らしい花を咲かせてくれたブラキカム スープリームホワイト、そして通年活躍してくれたヒューケラやワイヤープランツ、斑入りヘンリーツタたち。それぞれの草花の個性が調和しながらも移ろいを感じさせてくれました。この記事が、季節をまたいで楽しめる寄せ植えづくりのヒントになれば嬉しいです。
