
アジュガ バーガンディグローの魅力と育て方|カラーリーフ好きにおすすめの定番品種
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おぎはら植物園で購入し、2024年2月から育ててる「アジュガ バーガンディグロー」の育て方と増やし方、そして実際の育てた生長日誌です。
アジュガ バーガンディグローの基本情報
アジュガ バーガンディ・グローは、赤・緑・白の美しい斑入り葉が魅力のグランドカバー植物です。地面を這うように広がる性質があり、花壇や鉢植え、寄せ植えにも人気があります。丈夫で管理も簡単なので、初心者にもおすすめです。
| 科名 / 属名 | シソ科 / アジュガ属 |
|---|---|
| 学名 | Ajuga reptans ‘Burgundy Glow’ |
| 和名 | 十二単(ジュウニヒトエ)※アジュガ全体の和名 |
| 英名 | Ajuga ‘Burgundy Glow’、Bugleweed(バグルウィード) |
| 別名 | アジュガ(アユガ)レプタンス バーガンディグロー、 アジュガ マルチカラー 西洋キランソウ、 十二単(ジュウニヒトエ)西洋十二単など |
| 原産地 | ヨーロッパ |
| 分類 | 多年草(常緑性/冬も葉が残る) |
| 草丈・樹高 | 約10〜20cm |
| 横幅・株間 | 30cm以上 |
| 開花期 | 春(4〜5月頃)青紫の花が立ち上がるように咲く |
| 花色 | 青紫色 |
| 花径 | 約1〜1.5cm程度(小さな筒状の花が密に穂状に咲く) |
| 耐寒性 | 強い(−10℃程度まで) |
| 耐暑性 | やや弱い(夏の蒸れに注意) |
| 耐陰性 | 普通 |
| 耐乾性 | やや弱い |
| 耐湿性 | 強い |
| 日照・置き場所 | 日向~やや半日陰 明るい半日陰 |
| 用土 | 水はけの良い土 |
| 植えつけ適期 | 春(3月〜5月)または秋(9月〜10月) ※気温が安定している時期が最適 |
| 植え替え適期 | 春または秋(植えつけと同じ時期) ※株分けと同時に行うのが◎ |
| 水やり | 表土が乾いてからたっぷりあげる |
| 用途 | グランドカバー、鉢植え、寄せ植え |
| 増やし方 | 株分け、根伏せ |
特徴
非常に丈夫で育て易い、常緑の多年草です。バーガンディーグローは、中心に赤みのある斑が入るのが特徴で、葉色がとても美しくブルーの花とのコントラストも魅力的で、幅広い用途で楽しめます。
育て方
水はけの良い土に植え、日当たりの良い場所で育てます。植え付け後に緩行性の置き肥を適量施します。水やりは、土の表面が乾いてからたっぷり与えます。伸びすぎた場合は、切り戻しても大丈夫です。
アジュガ バーガンディ・グローの育て方のポイント
置き場所
- 半日陰〜日なたまで育ちますが、夏の直射日光は避けたほうが安心です。
- 日陰でも育ちますが、葉色がややぼやける傾向があります。
土と鉢
- 水はけの良い土を使用。市販の草花用培養土でもOK。
- 鉢植えの場合は、鉢底石やスリット鉢で通気性を確保しましょう。
水やり
- 地植えの場合、根づいた後は基本的に水やり不要(乾燥が続くときのみ補水)
- 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
- 元肥として緩効性肥料を植え付け時に混ぜる程度で十分。
- 追肥は春と秋に1回ずつ、液体肥料または置き肥を与えると元気な株に育ちます。
アジュガ バーガンディ・グローの増やし方(株分け)
アジュガはランナー(ほふく茎)で自然に増える植物です。広がった茎を株分けすれば、簡単に数を増やせます。
株分けの手順
- 植え替え・株分けの適期は春(3〜5月)または秋(9〜10月)。
- 広がった株のランナー(横に伸びた茎)を、親株から切り離す。
- 根がついている部分を確認し、ポットや新しい場所に植え直す。
- 水やりをして、明るい日陰で数日管理すれば定着します。
株分け時のポイント
- 根がついていないランナーは発根しにくいため、根のある小株を選ぶ。
- 植え替え時は、古い土を軽く落とし、根を傷つけないように扱いましょう。
夏と冬の管理
- 夏:高温多湿で蒸れやすいため、風通しの良い場所で管理。葉が混み合っている場合は剪定します。
- 冬:地上部はそのまま残るため、特別な防寒は不要です。寒冷地では落葉することもありますが、春にまた芽吹きます。
アジュガを育てるメリット
- カラーリーフとして1年中楽しめる
- 横に広がるため、雑草防止や土の乾燥防止に効果的
- 草丈が低く、他の花と合わせやすい
- グランドカバー・鉢植え・寄せ植えと多用途に活躍
アジュガ バーガンディ・グローは、カラーリーフとしても優秀で、手入れも簡単な丈夫な植物です。ランナーで自然に増えるので、手軽に株数を増やしたい人にもぴったり。ぜひ花壇や鉢で取り入れて、季節ごとの変化や葉色の美しさを楽しんでみてください。
アジュガ バーガンディ・グローの生長日誌&管理のコツ
2024/2/13-27 鉢増し
2/13に届いた苗です。とても濃い葉色ですね。
地植えする予定ですが、場所が決まってないのでとりあえず数日後鉢増ししておきました。
根がすごく張ってますね!今後の成長もそうですが、葉色の変化が楽しみです。
水やりが慣れていないので・・水切れ防止と思いながら、鉢ごと半日陰の花壇に少し埋めておきました。
2024/3/13 地植え・定植
いよいよ植え付けたい場所が空き、花壇に植え付けです。
この花壇は、朝のみ日向になるだけの明るい半日陰花壇です。
2024/4/17-21 開花
暖かくなるにつれ、写真で見ていた葉色になりました。
花の蕾らしきものも見えるし♪キレイ✨
4/21には花が咲いていました。(拡大して撮るの忘れたようです😅)
2024/5/4-23 広がる&株分け
5月になると周りの植物もそうですが、ワサワサに茂り広がっていっています。
花らしく見える紫のは、アジュガのではなく、アジュガの後ろに咲いてるゲラニウム・シューティングブルーの花だと思います。
5/10 広がって欲しくないところから抜いたアジュガです。根がついてるのでこのまま鉢に仮植えして増やしてみようと思います。
5/18の様子はこんな感じです。絡み合ってるプラティアの白い花といい雰囲気です。
5/23の様子です。キレイな葉色で花壇を明るく見せてくれてとてもお気に入りになりました🥰
似た時期に購入して育てていた「アジュガ チョコレートチップ」は状態が悪くなり、後日処分したんですが、
この「バーガンディーグロー」は元気に育ってくれてとても嬉しいです。
うちでは「チョコレートチップ」より「バーガンディーグロー」のほうが合っていたのかな?🧐
2024/6/25
6月になっても広がり続けるアジュガ、葉色がキレイなカラーリフの役割だけでなく、グランドカバーとして雑草予防になること間違いなしです。
5月に続き、広がって混み合ってるところを切り取り掘り上げて株分けして、土が見えてるところに植えたりして、残ったものは処分しました。
元の株の根本はこんな感じに茎が伸びて広がり、株元には茎のみになっていました。ランナーからできた株はもうすでに各々根が出ているため、見た目が悪くなった元株は掘り上げて処分しました。
2024/7/28 蒸れによる病気?
アジュガに覆い被さっていたリシマキア オーレアをめくってみると、アジュガの株元が病気なのか害虫の被害なのか・・・写真のように傷んでいましたので、広がらないようにと処分しました。白っぽい点々はもしかしたら虫の卵かもしれませんね😣
2024/8/2 真夏の様子
残ったアジュガ バーガンディグローの株は元気に夏を耐えてくれています。葉色が赤みが消えだいぶ薄いですね🥲
2024/9/30 夏越ししたアジュガ
残暑も耐え抜きなんとか夏を越してくれました😊
2024/10/14 株分け&処分
アジュガが植わっていた場所に他の植物を植えることにし、掘り上げた株の中で比較的元気そうな子を選び鉢上げをしました。
1株あれば、来年また広がってくれるので、残りは処分しました。
一旦、鉢上げしたのを同花壇内に軽く埋めておきました。
同じ花壇内の別の場所にあるアジュガです。この場所はアジュガの生育に合ってる気がしたのでここも1株だけ残しました。このまま来年も広がってもらおうと思い残しました。
2024/11/4
10月に1株だけ花壇内に残した株です。葉色が変わって来ました😌
また生長日誌を更新していけたらと思います♪
株分けしたアジュガ バーガンディ・グローの生長日誌
2024/5/10 株分け&鉢上げ
花壇から取り除いた部分を鉢に植えて増やしてみることにしました。
最初の1週間は半日陰で養生し、その後は日向に移動しました。
葉っぱが元気なのをみると、元気に育ってるようです。
2024/5/21
2024/8/13
5/10に株分けし鉢上げした株です。待機苗としてカゴにぎゅーぎゅー詰めになってるのですが、元気に育ってくれています。
2024/9/23
葉色が落ち着いて来た気がします。
2024/11/16 寄せ植えに使う
寄せ植えに使うために鉢から出したら、かなり根がはってくれていました🥰
株分けしたアジュガ バーガンディ・グローは、想像以上に簡単に分けることができて、植え替え後もしっかり根を張ってくれました。暑さが続く中でも順調に新芽が展開し、斑入りの葉も美しく色づいています。手間も少なく丈夫で、カラーリーフ初心者にも育てやすい品種だと実感しました。とてもおすすめなので、ぜひお手持ちの株を株分けして増やしてみてください😘



















































